いざ!実践!
ここまで、
- オンラインコミュニティの実例
- オンラインコミュニティでウィズコロナ対応する
- オンラインサロンとの違い
- オンラインコミュニティのマネタイズ方法
を学んできましたね。いよいよ実践に入りましょう。
私にもできるかな・・・
わかんなかったら、何でも聞いてください!
えっ、いいんですか?
どーぞー!
オンラインコミュニティを立ち上げる5つのステップ
オンラインコミュニティの立ち上げは、以下の5ステップで進めます。
- コンセプト決定
- マネタイズ
- プラットフォーム選定
- 交流活性
- 集客
今日は、コンセプト決定・マネタイズ・プラットフォーム選定までを解説!
1. コンセプト決定
まずはオンラインコミュニティのコンセプトを固めましょう。
・・・いきなり難しそう
ご心配なく!次の2つが定まれば、コンセプトは自然とまとまります。
・やってみたいことを洗い出す
・スモールステップに分解する
この2つだけです。
やってみたいこと
ここは、非常に重要なポイントです。「できること」ではなく「やってみたいこと」です。
- 今パッと思いついたこと
- 昔からやりたかったこと
それらを洗い出してみましょう。
私の場合こんな感じでした。
- 歯の矯正
- 数学
- ポイ活
- 専属スタイリストをつける
- 金髪にする
- クルージング1年間
- 場所と時間にとらわれない自由なビジネス
- 御嶽山登山
- 応援・紹介しあえる起業家コミュニティ
- やってみたいことをみつけるコミュニティ
え?こんな軽い感じでいいんですか?
いーーーんです!
市場規模が大きさとか、ビジネス化の容易さとか考えなくていいんですか?
あ、そういう邪念は、いったん脇に置いといてくださーい。
自分が「やってみたい」と思えることを洗い出すだけでいいんですね?
そうです。なぜならコミュニティ継続のために「好奇心」が必要だからです。
運営継続においては「人より優れた知識やノウハウを持っているかどうか」よりも「自分の好奇心を持ち続けられているかどうか」が重要です。ですので、あなたの「やってみたい」という気持ちを尊重しましょう。
「やってみたい・・・かも?」くらいのものでもいいですか?
いいですよー!
確証がないものでも全く問題ありません。なぜなら、そのテーマを好きになるかどうかは、やってみなければわからないからです。コミュニティを運営していく中で、どんどん好きになっていくかもしれませんし、すぐに飽きるかもしれません。
すぐに飽きてしまった・・・。このテーマは、自分はあまり好きではなかったのかも?
それがわかっただけで一歩前進!!!
もし飽きてしまったら、コミュニティを閉じるか、他にやりたい人に引き継げばいいだけです。いったん他の人に引き継いで、後日出戻りしても良いでしょう。そもそも、コミュニティの開設には、時間やお金や労力がほとんどかかりませんので、どんどん立ち上げてどんどん閉じる。どんどん手渡す。テストだと思ってバンバンやればいいのです。
スモールステップに分解する
「やってみたいこと」を洗い出して、そのままテーマになるならば、そのままコミュニティのコンセプトにして先に進みましょう。しかし、「すぐに実行するにはハードルが高すぎるもの」は、スモールステップに分解し、ゴールを区切ってコミュニティ化してみましょう。こういった具合にです。
- 歯の矯正→まずは矯正した人から話を聞きたい→歯科矯正の相談・報告コミュニティ
- 数学→そのまま→数学コミュニティ
- ポイ活→範囲が広いので狙うポイントを絞る→楽天ポイ活コミュニティ
- 専属スタイリストをつける→まずはいろんなスタイリストと話をして相性を確かめたい→スタイリストとユーザーマッチングコミュニティ
- 金髪にする→ハゲないか心配→セルフ発毛コミュニティ
- クルージング1年間→いきなり1年間は長い→クルージング情報交換会
- 場所と時間にとらわれない自由なビジネス→まずは1週間やってみたい→ノマドワークお試し会
- 御嶽山登山→そのまま→大人の登山部
- 応援・紹介しあえる起業家コミュニティ→そのまま→応援・紹介しあえる起業家コミュニティ
- やってみたいことをみつけるコミュニティ→そのまま→応援・紹介しあえる起業家コミュニティ
繰り返しになりますが、コミュニティの開設には、時間やお金や労力がほとんどかかりません。「これでいいのかな?」と思ったら、まずは始めてみる。どんどん立ち上げてどんどん閉じる。テストだと思ってバンバンやってみてください。
マネタイズ
コンセプトが定まったら、どのようにマネタイズするかを考えましょう!
決めたーい!
コミュニティ企画の構想段階では、マネタイズプランはざっくりとしたもので構いません。なぜなら、コミュニティ運営をしていると、コミュニティーが主宰者の予想を超えた動きをしてくるからです。
想定外の参加者さんが入ってきた
→「大人の数学部」では、現役バリバリで数学を活用するビジネスに携わっている人が参加してきています。
想定外のプロジェクトの立ち上がり
→「楽天ポイント長者への道」では、イベント・おしゃべり好きの女性が、勝手にバンバン飲み会を開催しています。
予想していないユーザーのニーズの発見
→「楽天ポイント長者への道」において、ポイ活が進まない理由は「自分はすでにポイ活の恩恵を十分に受けている」という勘違いをしている人が7割以上いることが分かりました。
これらはすべて、運営する前には予想できなかった結果です。私はこれからもコミュニティを量産する予定ですが、たくさんの想定外が出てくるハズです。だから、コミュニティの運営開始前にかっちりし過ぎたマネタイズの計画を立てても、大きな変更が必要になってきます。
けど、最初に概要は決めたいおきたい・・・
それなら、ざっくりとしたマネタイズプランだけ決めておきましょうか。
何も計画がないまま進むのも心もとないで方は、先日のメール講座でお伝えした以下のポイントを決めておきましょう。
- 直接課金にするのか?間接課金にするのか?
- 直接課金なら、買い切り型にするのか?継続課金型にするのか?
- 継続課金にするなら、月額課金・半年ごとの会費制・1年ごとの会費制どれにするのか?
- 間接課金なら、アフィリエイト・広告収入・アップセル・仲介料・コミュニティ量産のどれにするのか?
- どれか1つだけでなく、どれかとどれかを組み合わせるのか?
まずは思うがままに、マネタイズモデルを自由に設定してみましょう。もちろん、運営をスタートさせてから、随時変更可能です。
価格のめやすが何もないと決めづらいです・・・。
それなら「直接課金・月額課金」で「月会費0円〜5,000円」でスタートさせてみては?
もし、もっと細かく設定したいなら、以下を参考に総合的に決めてみてください。
- コミュニティ運営にかかる費用
- すでに提供している商品・サービスの価格とのバランス
- 価格提示した際の自分の心理抵抗
自分だけでは決められない・・・
コミュニティコンセプト・マネタイズプランについては、【無料版】オニ部(オンラインコミュニティ実践部)で相談に乗っています。みんなで一緒に考えましょーーー!
プラットホーム
次はコミュニティを運用する場所(プラットフォーム)を決めましょう!
2020年10月現在、日本語対応していて無料で使える高機能なプラットフォームが多数存在しています。
- LINEオープンチャット
- Band
- LINEworks
- Facebookグループ
- Discord
- ワークプレイス
- slack
- Chatwork
聞き慣れないプラットフォームもあったかもしれませんが、慣れてしまえばカンタンに使いこなせるようになります。プラットフォームの選定についても、後から変更できますので、「まずはプラットフォームを決めてスタートしてみる」というスタンスで良いでしょう。まずは自分で試してみて、各プラットフォームの特徴を感覚で掴んでみましょう。なんとなくそれぞれの特徴がわかったら、
- 各ツールでできること・できないこと
- ユーザーの使い勝手
- 費用(最初は無料がオススメ)
「まずはプラットフォームを決めてスタートしてみる」というスタンスでいきましょう。人数が増えたり、使い勝手に不自由を感じたりしたら、そこからお引越ししてもオッケーです。
迷ったら最初はLINEオープンチャットがオススメです!
見切り発車でゴー!ゴ・ゴー!
今回は、コンセプト決定・マネタイズ・プラットフォーム選定までを解説しました。一番お伝えしたいメッセージは
とにかくスタートさせてみよう!
大切なので繰り返しますが、コミュニティの開設には、時間やお金や労力がほとんどかかりませんので、どんどん立ち上げてどんどん閉じる。どんどん手渡す。テストだと思ってバンバンやればいいのです。ビジネスの本質は「お客様の欲を満たし、問題を解決すること」だと捉えていますが、リアルな欲・問題は、「頭で考えてわかるもの」ではなく、「調べてわかるもの」でもなく、「聞けばわかること」です。コロナショックで大きく時代が変化した現代は、なおさらその傾向が強まっています。コミュニティを立ち上げるまでに時間をかけ過ぎるより、コミュニティを早急に立ち上げて、お客様と関わることに時間をかける方が、費用対効果が高まるように感じます。
小宇佐さんに相談しながら進めたら、コミュニティの企画ができあがりました。不安はいっぱいあるけど、まずはこれで進めてみます。
ゴー!ゴ・ゴー!
コンセプト決定・マネタイズ・プラットフォーム選定ができたら、次に考えるのは、交流活性です。
私のコミュニティ、勝手に盛り上がってますよ?
はい、盛り上がるように設計した上で、アドバイスしてますからね・・・。
ええ!じゃあ、今後複数のコミュニティ立ち上げるなら、理論を理解しておいた方がいいですね?
理論を理解しておくと再現できるので、ぜひ学んで欲しいですね!
がんばります!
次回は、交流を活性させてコミュニティを自走させよ!|オンラインコミュニティを立ち上げる5つのステップ中編【6日目】をお届けします。