【保存版】ペルソナ設定の3つの誤解・徹底解説

おはウォリございます！今日は毒舌ふんわりキャラでお馴染みのわくこさんと一緒にお届けしていきます！

今日のテーマはペルソナ！

はい、じゃー早速ですが、わくこさん、「ペルソナ」ってなんでしょう？

なるほど！間違ってはいないんですが、それで商品開発や集客って上手くいってます？

はい。ペルソナ設定って言葉が一般化されてるように感じますが、効果的でないペルソナ設定をしている人が多いように感じます。

ですので、本日は、【保存版】ペルソナ設定の3つの誤解・徹底解説をお届けします。

本題に入る前におさらい。ペルソナって、ビジネスに活用するためのお話なので、まず「ビジネスの本質」を理解しておく必要があります。わくこさんはビジネスを成立させるための条件ってわかりますか？

（おっと、今日はふんわりわくこちゃん・・・）もちろんそうなんですが、ビジネスには、「このポイントを押さえておけばビジネスが成功する」「このポイントを外すと、ビジネスが成立しない」という重要なポイントがあるんですね。

ビジネス成立のために外してはいけないポイントは「お客様の欲を満たすこと」「問題を解決すること」が重要なんです。

「私、理解できてるかどうかあやしい」って人は、以下の記事で詳細を理解してから、本記事の続きをお読みくだされ！

では、上記を踏まえて、本題のペルソナの話に入っていきまーす。ペルソナペルソナ言ってますけど、そもそも、なんでペルソナが必要・重要なんでしょうね？

なるほど！「ペルソナってこういうもんだよ」って解説する前に「ペルソナ設定するとこんなに良いことがあるんだよ！」ってのを体験・体感していただくところから始めるのが良さそうですね。

ペルソナの価値を体験・体感いただくワークがあるので、まずはやってみましょうか。私からの質問に答えていただきながら、進めていきましょう。

例えばわくこさんは玩具メーカーに勤めていて、商品開発を行う部署にいたとします。勤務先の社長から「業界の常識を塗り替える画期的な商品アイディアを出せ！」と言われたとしますね。

（この瞬時の想像力すごいんだよな・・・）わくこさんは「まずはターゲットを決めよう」と考えて以下の手順でターゲットを設定していきます。

まずはターゲットとなるお客様を子供向け商品と設定したとしましょう。どんな商品やサービスをイメージしますか？3つ考えてみて。

3つ浮かびましたか？

うむ。じゃあ次はターゲットを「小学生」と設定しますね。どんな商品・サービスをイメージします？３つ挙げてみてください。

いいですねー。では、次行きますよ。今度はターゲットとなるお客様を「小学校5年生」と設定したとします。どんな商品・サービスをイメージしますか？3つ考えてみましょう。

3つ浮かびました？

完全に脳内はお花畑ですね。まぁいいでしょう！

じゃあ次は、お客様を日本を代表する小学校5年生、ドラえもんの登場人物「のび太くん」と設定しましょう。どんな商品やサービスをイメージしますか？

おもしろいアイデアですねー。のび太くんが欲しがりそう。このアイデア出すのって大変でした？

ペルソナを設定する効果はイメージできましたかね？

同じ小学5年生でものび太くんもいれば、ジャイアンもスネ夫もしずかちゃんもいますよね。のび太くんは裏山で昼寝できる道具が欲しいかもしれないし、ジャイアンは上手く歌えるカラオケセットを欲しがるかもしれない。

固有名詞レベルまで落とし込んだときに、初めてその人の求めている悩みや欲が浮き彫りになるんですよ。理解できました？

さらにメリットもあります。いったんのび太くんをイメージして商品・サービスのアイデアを出しました。例えば「裏山のお昼寝で好きな夢が見られる枕」って、世界中でのび太くん1人しか欲しがりませんかね？

落ち着こう。

なに？

落ち着こう。

そうなんですよ！さすがいいところに気づきましたね。いったん顧客対象者を絞り込むんですが、絞り込んだら容易に深い欲・問題が浮き彫りになります。すると今度は、深い欲・問題を共通項にする人が顧客対象者として拡がります。

その通りです！

はい。「なぜそうなるのか？」を理解できずとも、「これをやればこうなる」とだけ知っておけば、現場で活用するには十分です。「車のエンジンがどんなメカニズムで動くのか？」を知らなくても「ドライブは楽しめる」のと同じです。

もうお分かりかと思いますが、ペルソナとは「理想のお客様像」を固有名詞レベルにまで落とし込むターゲット設定法です。

さっきわくこさんは「40代の女性で、子どもは3人くらいで、痩せたいって悩みを抱えていて・・・」っていうペルソナを思い浮かべてましたよね。

多くの人の役に立ちたい、という気持ちはわかりますしそれは素晴らしいことなんですが、「誰のどんなお役に立ちたいのか？」を明確にしておかないと、わくこさんの発信するメッセージにブレが生じてくるんです。

そういう時に活用できるのが「ペルソナ」というワークです。

ちなみにわくこさんが先ほど思い浮かべたペルソナって、名前はなんていうの？

ペルソナ設定の概要は理解していても、現場で使いこなそうとするとうまく使えない。その場合、たいてい3つの誤解をしたまま進もうとしています。その誤解についても解説しておきましょうかね。

その日本のどこかにいる誰かの悩みを、わくこさんは具体的にイメージできますか？

たくさんの人のお役に立ちたい！と思えば思うほど、お客様のイメージって広範囲になってしまいますよね。だけどそうするとお客様の悩みや問題って想像しづらくないですか？

だからこそ、理想のお客様像を「〇〇さん」と名前で呼べるほど具体的に固有名詞レベルにまで落とし込む。これがリサーチするためのコツなんです。

さっきのわくこさんみたいに、顧客対象者を固有名詞レベルにまでおと仕込まずにビジネスを進めてしまった場合、「誰にも響かない、刺さらない、欲しがられない」という状況になるかもしれません。

ですよね、だけど結構多くの人がやりがちなんです。「こちらのあなたにもいいですよ、そちらのあなたにも合いますよ！」って。これを私はビジネス八方美人と呼んでます。

おお、わくこ。ペルソナ設定、やってみたかい？

決めたらいいんだよ。

まず決めたらいいんだよ。

とにかく決めたらぞなもし？

（無限ループ？コントかな・・？）なぜ決められないと思う？

そりゃー決められないですねー。

正解がある、と思うから間違いがあると思ってしまうんです。定めたペルソナに正解も間違いもありません。まずはたった一人に定めてみること。その一人の抱える問題を把握して、その欲・問題の解さえできればビジネスは成立します。

次こそはできたかな？

うーん、まだまだだな。固有名詞まで落とし込めたのはいいけど、リアルに鈴木さんをイメージできてます？

私が鈴木さんをペルソナにするとしたら・・

42才、埼玉県熊谷市に住む女性、鈴木奈美子さん。結婚10年目で子供は３人、５人家族で3年前に分譲マンションを購入。性格は人と話すのが好き、休日は家族でショッピングモールに出かけることが多い。大手食品メーカーの総務課主任として働いているが、子育てと仕事の両立で忙しい日々。自分の時間がなかなか取れないストレスで夜中にお菓子を食べてしまいなかなか痩せられない。

こんな感じだけどどう？

なんで私、そんなリアルにペルソナ像をイメージできると思います？

そうそう。私は天才だからね。凡人にはできないことをやり遂げてしまう・・・って、違います！

種明かしすると、鈴木奈美子さんって、「実在する人物」を思い浮かべて、最後に名前と居住地だけ架空の人物に変えてるんです。

架空の人物でペルソナ設定してもいいんですけど、よくありがちなのが「そんなやつおらんやろ」ってペルソナができあがっちゃうんですよね。

実在する人物をベースに、その人の年齢・職業・家族構成や居住形態・好きなもの・嫌いなものをできるだけ鮮明に設定してみるから人物像がクリアになり、欲や問題をリアルにイメージできるということでっす。

理想のお客様を固有名詞にまで落とし込み、具体的なイメージができたら、ペルソナの欲・問題の洗い出しを行ってみよう！

それは別の記事で解説！